「BALMUDA Rain」と「Dyson Hygienic Mist」| 高機能加湿器を比較!
健康・美容に乾燥は大敵。特に冬場は加湿器が必需品といえるでしょう。
衛生面にこだわり、インテリアとしても”映える”デザインに気を配った高機能加湿器がBALMUDA(バルミューダ)、Dyson(ダイソン)から発売されています。
BALMUDA Rainは消費電力の少ない気化式で、バルミューダらしい洗練されたデザインが特徴。Dyson Hygienic Mistは、細菌の繁殖が気になる超音波式でありながらUV-Cライトを使った高い除菌能力が魅力です。今回はこの2つの加湿器を比較していきます。
BALMUDA Rainの基本情報

製品仕様 | |
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製品名 | BALMUDA Rain |
加湿方式 | 気化式 |
本体寸法 | 幅 350mm × 奥行き 350mm × 高さ 374mm |
本体重量 | 約5.7kg(満水時 約10kg) |
給水ボウル容量 | 4.2L |
適用畳数目安 | 約17畳まで |
カラー | ホワイト |
運転音 | 6db~42db |
連続加湿時間目安 | 6~25時間 |
消費電力 | 2W~23W |
動作電力 | AC100V 50/60Hz対応 |
コード長さ | 1.8m(ACアダプター) |
BALMUDA Rainは、バルミューダらしさが前面に押し出されたシンプルでお洒落なデザインが特徴。いかにも家電、という野暮ったさがありません。ボタンなどが存在せず、本体上部のリングを回したりクリックすることで操作します。給水方法も特徴的で、ヤカンなどを使って本体に直接水を流し入れる方式です。本体内部の給水ボウルは洗剤などで丸洗いが可能です。
加湿方式は気化式。部屋の空気を取り込んで「酵素フィルター」を通しウイルスや細菌を除去、湿度を含んだ清潔な空気として送り出します。ヒーターを使わないので消費電力の小ささも魅力です。
フィルターセットは年1回の交換が推奨されています。
Wi-Fiモデルはスマートフォンで「UniAutoアプリ」から操作することができます。電源のオンオフやタイマーのセット、電気料金の記録などが行えます。

Dyson Hygienic Mistの基本情報

製品仕様 | |
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製品名 | Dyson Hygienic Mist |
加湿方式 | 超音波式 |
本体寸法 | 幅 240mm × 奥行き 222mm × 高さ 579mm |
本体重量 | 3.53kg(満水時 6.37kg) |
給水ボウル容量 | 2.84L |
適用畳数目安 | 5~8畳 |
カラー | ホワイト/シルバー、アイアン/サテンブルー、ブラック/ニッケル |
運転音 | 22.7db~46.6db |
連続加湿時間目安 | 10~18時間 |
消費電力 | 6W~55W |
Dyson Hygienic Mistは、除菌能力の高さが特徴。ミストを放出する前にタンク内の水に強力なUV-Cライトを直接照射することで、水の中に潜む細菌を3分間で除菌します。給水タンクは本体から取り外すタイプ。フィルターやスポンジなどはありません。
加湿方式は超音波式。一般的な超音波式加湿器は、内部の水で細菌が繁殖しやすく、その細菌をそのまま室内へ放出してしまう危険性が高いと言われています。Dyson Hygienic MistはUV-Cライトによる除菌でこの衛生的な問題を解決しています。
また、加湿器としてだけでなく扇風機やサーキュレーターとしての使用も可能。年間を通して活用できます。

どちらを選ぶべきか
BALMUDA Rain、Dyson Hygienic Mistの魅力と気になる点を並べてみます。
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BALMUDA Rain の魅力
- 家電というよりオブジェのような洗練されたデザイン
- 直感性の高い操作方法
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Dyson Hygienic Mist の魅力
- UV-Cライトによる高い除菌効果
- 扇風機やサーキュレーターとして年間を通して使える
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BALMUDA Rain の気になる点
- フィルター類は年1回程度の交換が必要
- 本体が重いので給水用の道具が必要
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Dyson Hygienic Mist の気になる点
- 適用畳数が狭め(目安:5~8畳)
- 首振り機能がない
どちらも加湿能力や衛生面に定評があり、部屋の景観を邪魔しないデザインが魅力的。部屋の広さや家族構成、暮らし方などに合わせて選んでいただければと思います。