iPhoneにもAndroidにも使える!AirPods(エアーポッズ)以外でおすすめの完全ワイヤレスイヤホン
AppleのAirPods、AirPods Proは音質、機能性に優れた完全ワイヤレスイヤホンですが、良くも悪くも「無難」な製品です。「AirPodsに飽きてしまった」「もっと自分好みのイヤホンを探したい」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、音質やデザインにこだわった個性的な完全ワイヤレスイヤホン5選を紹介します。
目次
3.どれを選ぶべきか
完全ワイヤレスイヤホンの選び方

使用用途に合わせた機能性
通勤・通学、運動時、室内での作業時……など、使いたい場面に合った機能を持つ製品を選びましょう。
再生可能時間や接続の安定性、ノイズキャンセリング機能や防水機能の有無などのほか、着け心地(フィット感)も重要です。イヤホンの型にはカナル型、インナーイヤー型があります。
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カナル型(密閉型):耳の穴にしっかりと入れ込むタイプ。遮音性に優れているため音漏れしにくく、低音も得意
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インナーイヤー型(開放型):耳に引っ掛けるタイプ。長時間掛けていても疲れにくく、外の音が聞こえるので安全。AirPodsはこの型
音質
ドライバー
ドライバーとはイヤホンの音を鳴らすスピーカー部分。ダイナミック型、バランスドアーマーチュア型などがあります。
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ダイナミック型:音圧があり、パワフルな低音再生が可能
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バランスドアーマーチュア型:クリアで明瞭、中〜高音再生が得意
コーデック
コーデックとは音楽のファイルを圧縮するために使われる方式。SBC、AAC、aptXなどがあります。使用する端末とコーデックが対応しているものを選びましょう。
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SBC:Bluetooth機器は必ず対応している
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AAC:主にApple製品で使用され、SBCより高音質
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aptX:Android製品で使用されていることがあり、SBCより高音質
コスパやデザインの好み
予算や好みのデザインは人それぞれ。毎日のように使うものなので、着けていて気分が上がるようなデザインが見つかると良いですね。また、単に値段が高ければ高いほど良いというわけではなく、コスパの高い製品もあります。予算内で自分の求める性能を満たすものを探しましょう。
おすすめの完全ワイヤレスイヤホン5選
1. SONY WF-1000XM3

製品仕様 | |
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製品名 | SONY WF-1000XM3 |
型式 | カナル型、ダイナミック型 |
ノイズキャンセリング | ○ |
本体質量(イヤホンのみ) | 約8.5g×2 |
連続再生可能時間(イヤホンのみ) | 最大6時間(ノイズキャンセリングOFF:最大8時間) |
充電時間(イヤホンのみ) | 約1.5時間 |
充電方法 | USB充電 |
カラー | プラチナシルバー / ブラック |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC |
防水性能 | × |
音質、機能性、コスパ全ての面で優れた総合力No.1のワイヤレスイヤホンです。 SONYが独自開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」を搭載した、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能が魅力。外音取り込みモードへの切り替えも可能で、音楽を楽しみながらも周囲の音に注意を払うことができます。

2. JABRA Elite 85t

製品仕様 | |
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製品名 | JABRA Elite 85t |
型式 | カナル型、ダイナミック型 |
ノイズキャンセリング | ○ |
本体質量(イヤホンのみ) | 約7g×2 |
連続再生可能時間(イヤホンのみ) | 最大5.5時間(ノイズキャンセリングOFF:最大7時間) |
充電時間(イヤホンのみ) | 約3時間(USB充電)、約3.5時間(ワイヤレス充電パッド) |
充電方法 | USB充電、ワイヤレス充電パッド |
カラー | チタニウムブラック |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.1 |
対応コーデック | SBC、AAC |
防水性能 | IPX 4 |
「SONY WF-1000XM3」同様、音質、機能性、コスパのバランスが良く総合力の高いワイヤレスイヤホンです。 あえてSONYとの差別化を図るとすれば、本体の装着感の高さ。耳からはみ出る部分が少なく、気にならないのが特徴です。何千人もの人の耳の形状をスキャンした結果をアルゴリズムによるシミュレーションで解析し、コンパクトで誰の耳にも心地よくフィットするデザインになっています。
また「SONY WF-1000XM3」は防水性能がないのに対し、こちらはIPX 4準拠の防水性能を備えています。

3. BOSE QuietComfort Earbuds

製品仕様 | |
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製品名 | BOSE QuietComfort Earbuds |
型式 | インナーイヤー型(カナル型に近い仕様) |
ノイズキャンセリング | ○ |
本体質量(イヤホンのみ) | 約8.5g×2 |
連続再生可能時間(イヤホンのみ) | 最大6時間 |
充電時間(イヤホンのみ) | 約2時間 |
充電方法 | USB充電、ワイヤレス充電パッド |
カラー | トリプルブラック / ソープストーン |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.1 |
対応コーデック | SBC、AAC |
防水性能 | IPX 4 |
2017年に発売され大ヒットとなった「BOSE SoundSport Free」以来のBOSEのワイヤレスイヤホン。音質やノイズキャンセリング性能が優れていることもさることながら、前モデルから引き続き、ランニング等のスポーツ中の利用に適したワークアウト適性No.1のワイヤレスイヤホンです。イヤーチップは全て柔らかいシリコンでできており、どんなに動いても外れにくいデザインで一日中快適にイヤホンを着けていられます。

4. YAMAHA TW-E7A

製品仕様 | |
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製品名 | YAMAHA TW-E7A |
型式 | カナル型、ダイナミック型 |
ノイズキャンセリング | ○ |
本体質量(イヤホンのみ) | 約7g×2 |
連続再生可能時間(イヤホンのみ) | 最大5時間(ノイズキャンセリングOFF:最大7時間) |
充電時間(イヤホンのみ) | 約2時間 |
充電方法 | USB充電、ワイヤレス充電パッド |
カラー | ホワイト / ブラック |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
防水性能 | IPX 5 |
ヤマハ独自のリスニング技術「リスニングケア」を搭載した、聴き心地No.1のワイヤレスイヤホンです。
「リスニングケア」は音量に合わせて音のバランスが最適になるよう補正する技術です。人間の聴感特性やリスニング環境における聴こえ方の違いに着目し、自然で聴きやすい音を再現。耳への負担を抑えてくれます。
色々な側面から音楽に携わってきたYAMAHAだからこそできる気遣いの行き届いた、玄人好みのワイヤレスイヤホンと言えると思います。イヤホンで音楽を聴くと耳が疲れるという方は、ぜひ試していただきたい製品です。

5. Anker Soundcore Liberty 2

製品仕様 | |
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製品名 | Anker Soundcore Liberty 2 |
型式 | カナル型 |
ノイズキャンセリング | ○ |
本体質量(イヤホンのみ) | 約7g×2 |
連続再生可能時間(イヤホンのみ) | 最大8時間 |
充電時間(イヤホンのみ) | 約1.5時間 |
充電方法 | USB充電 |
カラー | ブラック / ホワイト |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.0 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
防水性能 | IPX 5 |
モバイルバッテリーや家電でも有名なAnkerから発売されている、コスパNo.1のワイヤレスイヤホンです。比較的安価であるにもかかわらず、性能に妥協がありません。
設定用のアプリ「Soundcore」で、一人一人に合わせた特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定でき、好みの設定が可能。買ってみたが音質が好みと違ったというミスマッチも起きにくいです。
何と言っても税込で1万円を切りますので、完全ワイヤレスイヤホンに挑戦したいけど初めてで2~3万円の製品に手を出すのは怖い……という方におすすめです。

どれを選ぶべきか
総合力で選ぶなら「SONY WF-1000XM3」か「JABRA Elite 85t」がおすすめ。コンパクトさや防水機能を求める場合、JABRAを選ぶと良いかと思います。
スポーツの時に使いたいなら「BOSE QuietComfort Earbuds」、過度な音量アップによる耳への負担を抑えたい人は「YAMAHA TW-E7A」、コスパ重視なら「Anker Soundcore Liberty 2」がそれぞれおすすめです。
どの製品も高性能かつ個性豊かで、どれを選んでも満足のいくものかと思います。使用シーンや好みの音質などに合わせて選んでみてください!